DaBYロゴマークが「東京TDC賞2021」に入選!
この度、DaBYロゴマークが「東京TDC賞2021」に入選しました。
「東京TDC賞」は、文字の視覚表現と視覚コミュニケーションのさらなる追求を目的に設立された東京タイプディレクターズクラブ(Tokyo TDC)が、1990年から毎年開催しているデザインコンペティションです。タイポグラフィカルなデザイン、タイポグラフィ、タイプディレクション、タイプデザインの領域に対して、広い解釈をもって審査を行っています。(公式ウェブサイト https://tokyotypedirectorsclub.org/より引用)
このロゴマークは、ダンスハウス「DaBY」の設立にあたって、DaBYアーティスティックディレクター唐津絵理をはじめとしたDaBYのスタッフがクリエイティブユニットSPREADとともにコンセプトの構想時点より繰り返し議論を重ね、デザインされたものです。
DaBYの揺れ動くような三角形が印象的なロゴマークは、「柔軟な三角」をテーマに、安定した形である正三角形をひねるように変形させることでダンスが固まった価値観を解していく様や流動的な動きを表現しています。
DaBYは、このロゴマークと共に、複合芸術であるダンスの発展をめざして、ダンサーのみならず、様々なクリエイターの交流の場、プラットフォームとなるよう、多様な企画を実施してきました。
また昨年には、「ダンスを拓く」「ダンスと社会をつなぐ」のコンセプトとそれを体現した一色ヒロタカ+小澤成美+森詩央里+オンデザインによる空間設計が高く評価され、グッドデザイン賞も受賞しました。
DaBYは、デザインや空間設計にとどまらず、他分野のクリエイターらと積極的に協働し交流を図ることで、風通しの良いダンス環境を整備し、その魅力をより多くの方々に届けることを試みています。
SPREAD
小林弘和と山田春奈によるクリエイティブ・ユニット。あらゆる記憶を取り入れ「SPREAD=広げる」クリエイティブを行う。「カラーとコンセプト」を特徴にプロジェクトに深く関わりながら、グラフィック、プロダクト、エキシビションのデザイン&ディレクションを行い、常に社会への問いを心がけている。
主な仕事に、東京ミッドタウン「六本木カラー渓谷」インスタレーション、「国立新美術館開館10周年」記念ビジュアル、ジャパン・ハウスロンドン展覧会「Living Colours」「Biology of Metal」、工場見学イベント「燕三条 工場の祭典」、コスメブランド「Celvoke」、「相対性理論」CDジャケットなど。
生活の記録をストライプ模様で表す「Life Stripe」を2004年より発表。東京、ミラノ、バーゼル、ベルン、シンガポール、などで展覧会を開催。2019年には新作「観賞用コントラスト」を発表。