日本のアート・コレクティブDumb Typeのメンバーとして舞台作品に関わり、2014年に自身の活動のためにKinsei R&Dを設立。 2003年からは、主にデジタル制御技術を用いた個人名義の作品制作を開始。代表的な舞台作品としては、2007年初演の『true/本当のこと』がある。この作品は、筋電センサー等のデジタル・ディバイスによる各演出要素の同期を用いて、人間の脳と世界の把握をモチーフにした舞台を構築した。 また、舞台照明家として国内外の公演への参加も多数。やなぎみわによる移動舞台車での演劇『日輪の翼』、Dumb Typeのパフォーマンス『2020』、Perfumeのコンサート『Reframe』、Ahn Ae-soon振付の韓国国立舞踊団公演『행 +- (Hang plusminus)』等があり、2010年からは大阪の山本能楽堂と共に、能の演目に照明を付ける試みを始めて現在も継続中。