徳永京子さんより「ダンス作品第3番:志賀直哉『城の崎にて』」へ応援コメントをいただきました
2026/1/30(金)
「ダンス作品第3番:志賀直哉『城の崎にて』」応援コメント
徳永京子(演劇ジャーナリスト)
常に穏やかな笑顔で息をするように創作し、どの作品も変態クラスの超変化球というのが私のスペノ観で、誰にでもお勧めするわけではないけれど、『城の崎にて』は例外。この作品はダンサーと音楽が、付き合い始めの恋人同士のように素直に相手を信じ、端正に寄り添い、お互いの領域を解放する。何というか、エモいのだ。とは言え、どこかにエッジーなものが隠匿されているかもしれず、スペノをご存知の方も未見の方も、きっと楽しめると思う。
◆ プロフィール

徳永京子
演劇ジャーナリスト。東京芸術劇場企画運営委員。せんがわ劇場演劇事業外部アドバイザー。読売演劇大賞選考委員。緊急事態舞台芸術ネットワーク理事。ローソンチケットのサイト『演劇最強論-ing』企画・監修・執筆。朝日新聞首都圏版に劇評執筆。ステージナタリーに『眼鏡とコンパス』連載中。著書に『我らに光を──さいたまゴールド・シアター 蜷川幸雄と高齢者俳優41人の挑戦』、『演劇最強論』(藤原ちからと共著)、『「演劇の街」をつくった男──本多一夫と下北沢』。