TRIAD INTERMISSION vol.4
安藤洋子「フォーサイス『Study #3』を振り返る、新作の創作に向けて」
【日程】5月29日(土) 15:00〜16:30
【会場】Dance Base Yokohama
ゲスト: 安藤洋子・木ノ内乃々・山口泰侑
ナビゲーター: 唐津絵理 (DaBYアーティスティックディレクター / 愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサー)
TRIAD DANCE PROJECT「ダンスの系譜学」のプログラムの一環として、2021年9月に予定している安藤洋子氏によるトライアウト公演。今回は、トライアウトに向けてDaBYで新作クリエイションを進める振付家の安藤氏、そしてオーディションを経て決定した若手ダンサーの木ノ内乃々氏と山口泰侑氏の3名をゲストにお迎えし、コロナ禍で続けるリハーサルのプロセスについてのトークおよびデモンストレーションを実施します。さらに、新作の発表と合わせて上演するウィリアム・フォーサイス振付『Study #3』についても、お話いただきます。
◆TRIAD INTERMISSIONとは
TRIAD DANCE PROJECT「ダンスの系譜学」は、2020年5月にダンスハウスDance Base Yokohama(DaBY)のオープンに合わせて開催が予定されていた「TRIAD DANCE DAYS」のプログラムのひとつとして、各ダンサーが巨匠振付家のオリジナル作品を踊る<原点>と、新たな創作を試みる<継承 / 再構築>の2部構成により、アカデミックなダンスの振付に迫るイベントでした。しかし、新型コロナウイルス拡大感染症拡大の影響によりすべてのプログラムが中止となり、コロナ禍でも可能な創作方法を模索しながら、更なるクリエイションが進められています。
これら創作のプロセスを「幕間=INTERMISSION」と捉え、クリエイションのプロセスを積極的に公開することで、普段知ることの少ない創作の背景やアーティストたちのコロナ禍における新たな取り組みを知っていただく機会とすることを目的としています。
◆開催日程
2021年5月29日(土) 15:00〜16:30
◆料金
2000円(税込)
◆アクセス
Dance Base Yokohama (https://dancebase.yokohama/access)
KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階
神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 みなとみらい線 馬車道駅 出口2a「横浜北仲ノット」直結
◆申込方法
Peatix(https://daby-intermission4.peatix.com/)よりお申込みください。
※チケット申込には事前のDaBYメンバーズ登録が必要です。こちらよりお申込みください。
※申込開始は4月24日(土) 10:00です。
◆アーティストプロフィール
安藤洋子
©Dominik Mentzos
横浜生まれ。 木佐貫邦子に師事。2001年よりフランクフルトバレエ団 (Ballett Frankfurt)にアジア人として初めての入団を果たす。 04年 フランクフルトバレエ団解散後も引き続きザ・フォーサイス・ カンパニー(The Forsythe Company)に在籍し、15年のカンパニー解散までの15年間、中心ダンサーとして、世界各国の舞台で踊り、フォーサイスの40作品に出演。
01年以降、カンパニーの活動以外では、自身が作/演出/出演するダンス作品発表のほか、国内外の音楽家や現代美術家等とのコラボレーション、メディアテクノロジーを使ったダンスの創作と教育などにも積極的に取り組んでいる。現在、横浜とNYを拠点に活動。
木ノ内乃々
3歳よりマユミキノウチバレエスタジオでクラシックバレエを始める
2015年よりワシントンバレエスクール、ベルリン国立バレエスクールに留学
2019年 舞台Memory of Zero 、POLA APEXブランドムービー、眠り姫 出演
第19回 オールジャパンバレエユニオンコンクールコンテンポラリーソロ 1位
中野国際ダンスコンペティション1位 他
山口泰侑
5歳でダンスを始め、スタジオSRN GOLDRUSHでHIPHOP、ブレイキングを学ぶ。
その後、二松學舍大学附属高等学校ダンス部に入部しPOPを学び、現在、洗足学園音楽大学ダンスコースに在学中。二松學舍大学附属高等学校ダンス部でコーチとして後輩の育成を行っている。
ナビゲーター
唐津絵理
(DaBYアーティスティックディレクター / 愛知県芸術劇場エグゼクティブプロデューサー)
©Takayuki Abe
お茶の水女子大学文教育学部舞踊教育学科卒業、同大学院人文科学研究科修了。舞台活動を経て、1993 年より日本初の舞踊学芸員として愛知芸術文化センターに勤務。2000 年に所属の愛知県文化情報センターで第1回アサヒ芸術賞受賞。14 年より現職。10 年~ 16 年あいちトリエンナーレのキュレーター(パフォーミング・アーツ)。大規模な国際共同製作から実験的パフォーマンスまでプロデュース、招聘した作品やプロジェクトは200を超える。文化庁文化審議会文化政策部会委員、全国公立文化施設協会コーディネーター、企業の芸術文化財団審査委員、理事等の各種委員、ダンスコンクールの審査員、第65 回舞踊学会大会実行委員長、大学非常勤講師等を歴任。講演会、執筆、アドバイザー等、日本の舞台芸術や劇場の環境整備のための様々な活動を行っている。著書に『身体の知性』等。