pito 多島的パフォーマンス『島島島島』
2025年度DaBYレジデンスプログラムの一環として展開される、pito 多島的パフォーマンス『島島島島』。 2026年7月の新作上演に向けたレジデンス・クリエイションの成果発表として、その現在地を発表するパフォーマンスを開催いたします。
なお、同日3月1日13:00からは、『Transportation of the Other ー感覚移植ー』も開催されます。お時間に余裕がございましたら、ぜひこちらの公演も併せてご検討ください。
◆ pito 多島的パフォーマンス『島島島島』とは
異なる専門知が響き合う、多島的アーティスト・コミュニティ「pito」による、非階層的かつ対話型のクリエイションの探求と、その現在地の発表。
2026年7月の新作パフォーマンス上演に向けたレジデンス・クリエイションの成果発表として、アーティスト・コミュニティpitoに集う、アーティスト/リサーチャー5名による多島的パフォーマンスを行います。
参加する5名は、ドローイング、メディアアート、ダンス・パフォーマンス、建築、VR研究といった異なる専門領域を背景に、それぞれのアイデアや実践を持ち寄ります。それらを出発点に、対話と実践を往復しながら、互いに影響を与え合い、プロセスそのものを更新していきます。
それぞれが異なる専門知をもつ存在(=島)であるとすれば、島々の間には対話や実践を行う海域が広がっています。
私たちは、5つの専門知を孤立した「島」としてではなく、一つの海を分かち合う「多島海(Archipelago)」として捉え、異なる岸辺を往来し、ときに重なり合いながら関係を編み直していく創作のあり方を探求しています。
固定されたリーダーシップを前提とせず、専門知を共有財として扱うこの対話型クリエイションのプロセスは、表現のかたちそのものにも変化をもたらします。
海を望むDance Base Yokohamaにて、その実践の現在地をご覧ください。
◆ 上演情報
日時:3月1日(日)17:00-
*開場は30分前を予定しております。
上演時間:約60分(予定)
*上演後、アフターディスカッションを予定しております。
◆ お申し込み
料金:無料(要事前予約)
お申し込み:Peatixにてお申し込みください。
※お申し込みには DaBYメンバーズ登録(無料) が必要です。事前にご登録ください。
◆ 会場
Dance Base Yokohama 1F
アクセスはこちら
神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階
みなとみらい線 馬車道駅 出口2a「横浜北仲ノット」直結
【会場設備】
- オールジェンダートイレ:3階には、どなたでも使えるオールジェンダートイレがあります。
- 多目的トイレ:会場向かいのスーパー横に、車椅子でも利用しやすい多目的トイレがあります。
※車椅子での来場や、情報保障が必要な方のサポートも行っています。
必要なサポートがある場合は、下記メールアドレスまでご相談ください:
contact@dancebase.yokohama
◆ 参加者プロフィール
pito(ピト)
8名のアーティスト・リサーチャーから成る多島的アーティスト・コミュニティ。それぞれ異なる専門性や実践をもつメンバーが、身体表現、ドローイング、リサーチ、テクノロジーなど複数の領域とレイヤーを横断しながら、対話的なクリエイションを行っている。pitoの活動は、完成された作品や固定的な形式を目的とするのではなく、人と人、人と環境、身体とマテリアルが出会う「過程」そのものを重視する。領域の境界を掻い潜りながら行われる対話や即興的な実践を通して、異なる感覚や知が交差し、融合・共鳴・変容していく場を立ち上げている。pitoは、創作を「結果」ではなく「関係が生成され続けるプロセス」として捉え、多層的な実践を通じて、表現・研究・共同体の新たな可能性を探っている。

山口みいな|線を引くひと
線を引く行為を起点に、身体の動きや感覚の変化を通して、他者や環境との関係性を探るアーティスト。ドローイングをイメージを描くための手段ではなく、思考や知覚が身体を通して立ち上がる過程として捉えている。ワークショップやパフォーマンス、参加型の実践を通じて、言葉以前の非言語的な対話や共有された時間の痕跡が生まれる場をつくり出している。6okken拡張遊歩では、街規模のドローイングをメタバース空間へと拡張する作品を制作。多摩美術大学卒業制作展優秀作品賞/福沢一郎賞受賞 他。
©︎Yukasa-Narisada大貫友瑞 |パフォーマンス, 建築設計
現代の東京で育ち生きている自分の身体を起点に、世界との接点が定まらない感覚や、主体感の不確かさを手がかりとして、身体と環境の関係性を捉え直す制作を行う。また、このような探求と空間を設えることとの相互作用について考えている。主な発表として「DescripFiction」(ドイツ CURRENT KUNST UND URBANAR RAUM)、「力学」(YAU STUDIO)など。これまでの参加に、サエボーグ×橋本ロマンス「パワーチキン」出演、Nile Koetting「Blossoms – fulfilment」演出助手・出演、ハラサオリ「プレイ・モデュロール」アシスタントなど。

都路拓未|パフォーマンス, ゲーム
ルールによって作られる身体に興味を持ち、遊びと訓練の関係から作品を制作している。

平尾悠太朗|VR研究者
博士(工学)。人・モノ・コトをつなぐ身体性プラットフォームの構築を目指す。バーチャルリアリティ、身体性、クロスモーダルインタフェース、触覚。
©︎Ryo Mitamura吉田拓|振付
関係の交点に現れるものや、物や事がどのようにして動くのか、について、振付という視点から考察、実践している。近年は「ソーシャル・コレオグラフィ」に焦点をあて、マイケル・クリエン『Parliament』の日本初開催に携わる他、関係性を編む参加型ウォーキング・パフォーマンス『編路』を発表(二河茉莉香と共作)など。https://www.instagram.com/ytaku/
◆ クレジット
主催:pito
共催:Dance Base Yokohama