岐阜県出身。「存在」とは何かをテーマに制作活動を展開する。環境や他者といった外界と、記憶や意識などの内界、その境界である身体の関係性を探り、三者の間で揺れ動く、曖昧で捉えどころのない「存在」に迫るための身体的時空間の創出を試みる。
主な個展に、「存在のざわめき」(関渡美術館/台北,2020)、「まなざしのゆくえ」(ちひろ美術館,2018)、「Liminal Air Fluctuation - existence」(Hermèsセーヴル店/パリ,2015)、「存在の証明」(箱根彫刻の森美術館,2012)など。あいちトリエンナーレ(2016)、越後妻有アートトリエンナーレ(2014〜)、アジアンパシフィックトリエンナーレ(2009)、横浜トリエンナーレ(2008)などの国際展にも多数参加。近年は横浜ダンスコレクション「Futuristic Space」(横浜赤レンガ倉庫, 2019)、「Louis Vuitton2016 - 17FW PARIS MENʼS COLLECTION」(アンドレシトロエン公園/パリ,2016)など舞台やパフォーマンスでも作品を発表する。
現在「地平線のゆくえ」(弘前レンガ倉庫美術館,2023/10/9まで)を開催中。その他、A4美術館(成都,8月〜)、国立新美術館(東京, 11月〜)でも個展を開催予定。
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