Dance Base Yokohamaは、プロフェッショナルなダンス環境の整備とクリエイター育成に特化した事業を企画・運営するダンスハウスです。
複合芸術であるダンスの発展のため、振付家やダンサーといったアーティストのみならず、音楽家、美術作家、映像作家、照明デザイナー、音響デザイナー、またプロデューサーやプロダクションスタッフ、批評家、研究者、そして観客の皆様の交流拠点になることをめざしています。
Dance Base Yokohamaが、ダンスを巡る多くの人々が垣根なく集える磁場=プラットフォームとなるよう、DaBY(デイビー)の愛称をつけました。
クリエイションを行うレジデンススペースでありながら、地域のアーティストや市民との交流も行い、ワークショップや実験的なトライアウト公演の実施や、ダンスアーカイブ事業など、さらなる多様な試みを展開予定です。
Fair Creation
DaBYフェアクリエイション宣言
Dance Base Yokohama(DaBY)は、健全な創作環境を構築するため、
1)創作に関わるすべての人がキャリアや立場を超えて尊重し合うこと
2)観客を含めた第三者が参加するオープンな空間を創出すること
を宣言し、その取組みをフェアクリエイションと名付けました。
フェアクリエイションとは、「フェアトレード」の考え方を応用したDaBY独自の概念です。
DaBYは、観客が創作過程から作品を見守り、フラットな環境でつくられた作品を選択・鑑賞することを通じ、共に持続可能なダンス環境を生み出していくことを目指します。
Key Concepts
プロフェッショナルな
クリエイターによる
ダンス作品の創作
創作活動の
成果発表の場となる
トライアウト公演
ダンスの枠を超えた様々な
プロフェッショナルによる
専門的なワークショップ
ダンスの環境改善や
クリエイターのステップアップの
ための各種セミナー
多様なアーティストや
クリエイター・舞台スタッフの
交流の場としてのプラットフォーム
一般市民やダンスファン、
学生が気軽に立ち寄れる
ダンスアーカイブ
国内外のダンスを
専門とする劇場や団体を
結ぶハブ
多様な団体と協同することで、
ダンスを通じた
社会貢献を実現
Space
DaBYは、旧横浜生糸検査所附属専用倉庫を復元したレトロな空間の3階にあります。
ダンスクラス、創作活動(レジデンス)、ショーイング、ワークショップ、トライアウト等を行うアクティングエリアを中心に、周辺の廊下部分にライブラリー等のアーカイブ機能を配置、他にもバックヤードに楽屋やシャワー施設、オフィス、倉庫等を有しています。クリエイターのための真の創造の場にしていくために、さまざまなひとや知と巡り合うことのできる空間構築をめざしています。これらの空間設計は、地元横浜馬車道に拠点を置き、まちづくりやクリエイターネットワーク構築で実績のあるオンデザインパートナーズが手がけています。
日本の文化・芸術活動、特にコンテンポラリーダンスの発展に寄与することを目的として、2019年3月1日に設立された一般財団法人セガサミー文化芸術財団が運営・管理していきます。