山崎広太『薄い紙、自律のシナプス、遊牧民、トーキョー(する)』関連ワークショップ
2024年9月22日(日) 14:00 – 19:30 @ Dance Base Yokohama
Footnote New Zealand Dance x 山崎広太 協働ダンスプロジェクト『薄い紙、自律のシナプス、遊牧民、トーキョー(する)』の公演を控えた、山崎広太によるワークショップを開催いたします。どうぞ奮ってご参加ください。
◆クラス概要
リリーステクニック・クラス
このクラスは、ヨーロッパ系のリリーステクニックです。まず最初に会話から始まります。会話の内容は最近の出来事や、今感じていることなど、自由に会話が行われ、それぞれの考えをシェアすることで、既にそこにコモンセンスが出来上がります。ムーブメントの開始は、リリーステクニックの基本である、フロアームーブメントと、その移動も含めて行われます。センターでは構造と自由を駆使して、全身を流れるように動き解放するムーブメントへと展開します。(中級レベルクラス)
インプロビゼーションクラス
「認識と感覚」におけるダンスは、オブジェ、空間、人々を見て自発的にダンスを促します。認識は、周りのオブジェ、人々、空間を見て、その線、クオリティー、色、歴史、背景などによってその場所を認識します。感覚はそれらを見て自発的に感覚から生まれるムーブメントです。これらは、ほぼ感覚にムーブメントは基づいていますが、時々認識によって考える時間が生まれ、ムーブメントの構築に対して時間が必要になります。フォーサイスのインプロビゼーション・テクノロジーのように認識から架空の線を組み立て、それに対してムーブメントの構築もできます。感覚ムーブメントは、それを受け入れ乗り越えるようになります。また、感覚から生まれたダンスに対して、それに対しての欲望が生まれて、また新たなムーブメントも引き起こしもします。このクラスは次第に全員が身体を使ってのコミュニケーションが必然的に生まれます。(ダンス経験なしでも可能)
舞踏テクニック・クラス
このクラスは痛いです。しかし合気道の受身の技なので、痛くはないですが、大きな音が出ますので、びっくりしないでください。ただ、やっぱり床などに身体を打ち付けますので、高齢の方はご控えください。私自身既に高齢です。そして声の発声もします。何故、このような稽古かと言いますと、自然に対して対処する身体性です。一瞬でも危機的な瞬間を疑似体験することで、そこで本来の忘れていた身体の生きているエナジーを発見します。そしてそこから舞踏が始まります。(ダンス経験なしでも可能、しかし高齢者は受講できません)
◆スケジュール
9/22(Sun) | ||
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14:00 – 15:30 | リリーステクニッククラス 講師:山崎広太 |
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15:45 – 17:00 | インプロビゼーションクラス 講師:山崎広太 |
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17:45 – 19:30 | 舞踏テクニッククラス 講師:山崎広太 |
◆料金
1コマ | 2,500円(税込) |
1日通し | 6,500円(税込) |
◆申込方法
◆会場
Dance Base Yokohama(https://dancebase.yokohama/access)
神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階
みなとみらい線 馬車道駅 出口2a「横浜北仲ノット」直結
◆お問合せ
◆アーティストプロフィール
DaBYゲストアーティスト
舞踏を笠井叡、バレエを井上博文に師事。1984年バニョレ国際振付賞(パリ、ボビ二劇場)、2007年ニューヨーク・ダンス・パフォーマンス・アワードベッシー賞受賞。2018年グッゲンハイム・フェロー受賞。2024年国立Footnote NZ Danceに自ら出演し新作「薄い神、自立するシナプス、遊牧民、トーキョー(する)」10/4,5日愛知芸術劇場小ホール、10/11-13日シアタートラム上演予定。共生社会を意識しての今までになかった新しいダンスの流れを感じさせるwwfes2025年に向けて準備中。一般社団法人ボディアーツラボラトリー代表。