「言葉と身体」探求ラボ
~『恍惚身体論 カラダとアタマで考える。身体観から探るダンス。』
Dance Base Yokohama(DaBY)にて、振付家・ダンサーの岩渕貞太さんによる勉強会を開催いたします。
◆恍惚身体論
身体観とは自分の身体の見方であり、身体がどのように世界を見ているのかという意味でもある。身体観は土地の文化や時代、個人的な経験によって作られる。どんな身体観でどのように世界を観ているのか、身体が変われば世界の見方が変わり、自分がどのように世界を観ているのかが踊りになり、作品になっていく。現代的な身体観は、日常生活の中で身体を使う機会が減り身体の存在感が薄まり、過去の長い歴史や文化から切り離された身体になっている。こと日本ではその傾向はとても強いと感じる。舞踏、武術、民藝の思想、生物、植物、人間の身体の歴史から古今東西の身体を探り身体が生き物として本来持っている豊な智慧や力を引き出す岩渕貞太の身体論をシェアするワークショップ。
身体を五つの層に分けて、実体の身体から身体の深部、身体が作る空間まで広げていきます。
一回につき一つか二つの層についてボディワークやレクチャーをします。単発受講も可能ですが全回通しの受講をお勧めします。
<エクストラクラス>
午前中に岩渕が普段行っている基礎トレーニングクラスを開催します。このクラスは午後のボディーワーク&レクチャー受講の方は無料で参加できます。
<恍惚身体論の由来>
「老子」一四章
之を視れども見えず、名づけて微と曰う。之を聴けども聞こえず、名づけて希と曰う。之を循れども得ず、名づけて夷と曰う。三者は、致詰すべからず、故に混じて一と為す。一なるものは、其の上は悠からず、其の下は忽からず、縄縄として名づくべからずして、無物に復帰す。是を無状の状、無物の象と謂う。是れを惚恍と謂う。之に随いて其の後を見ず、之を迎えて其の首を見ず。今の道を執りて、以て今の有を御さば、もって古への始めも知らん。是れを道紀と謂う。
◆料金
全6回 連続受講 12,000円(全6回・基礎トレーニング込み)
各日単発受講 2,500円(基礎トレーニング込み ※17日のみ基礎トレーニングなし)
各日基礎トレーニングのみ 1,000円
◆スケジュール(全6回)
① 2月15日(月) 11:00-12:30 基礎トレーニング / 14:00-17:00 ボディーワーク&レクチャー
② 2月17日(水) 14:00-17:00 ボディーワーク&レクチャー ※17日は基礎トレーニングなし
③ 2月18日(木) 11:00-12:30 基礎トレーニング / 14:00-17:00 ボディーワーク&レクチャー
④ 3月12日(金) 11:00-12:30 基礎トレーニング / 14:00-17:00 ボディーワーク&レクチャー
⑤ 3月13日(土) 11:00-12:30 基礎トレーニング / 14:00-17:00 ボディーワーク&レクチャー
⑥ 3月14日(日) 11:00-12:30 基礎トレーニング / 14:00-17:00 ボディーワーク&レクチャー
◆対象
プロフェッショナル及びプロフェッショナルを目指すダンサー
◆お申し込み・お問い合わせ
info@teita-iwabuchi.com
上記アドレス宛に
・メール件名「DaBY恍惚身体論 申込み」
・メール本文
(1)受講希望日およびプログラム
(例:2月15日 基礎トレーニングのみ、2月17日 単発受講、3月11日論理 の見学希望、など)
(2)お名前
(3)お電話番号
(4)メールアドレス
をお書き添えの上、メールをお送りください。
本勉強会についてのお問い合わせも上記メールアドレスにて受付いたします。
◆アーティストプロフィール
岩渕貞太
Teita Iwabuchi
振付家・ダンサー・DaBYレジデンスコレオグラファー