敷地理 『WET、第3の👀、複製された幻の踊り』ワークショップ&トーク
会場: Dance Base Yokohama
日程: 2024/8/17(土) 17:00〜21:00
7月中旬からから8月末にかけてACYのフェローシップのサポートで新作に向けたリサーチを始めます。最初は京都にて能や日本舞踊のリサーチをし、そのあと横浜にて2週間弱色々なゲストをスタジオに迎えます。能における身体性として「生きている体で表現される亡霊」、「引き伸ばされ遅延した声と身振り」に興味を持っていて、「井筒」という演目にみれる、亡き夫の服を着て井戸の水面の反射から死んだ夫の姿を作り出しそれのイメージ共に踊る女性、この捻れたジェンダー纏った幽霊に注目します。そこから日本舞踊にみられる女おどりにもヒントを得ながら、lap danceとしての新作の手がかりを探ることを試みます。
−敷地理
◆企画概要
2024/8/17(土)
17:00-20:00 / 3 hours workshop
20:00-21:00 / talk+Q&A Sesson
今回のWSでは濡れて捻れた亡霊が踊る親密なダンスを作ることを枠組みに、そこからダンス・パフォーマンスを作る際のヒントやテクニックを参加者と共有し一緒に実験をしてみたいと思います。その中で、どうリファレンスをパフォーマティブに扱えるか?途中段階のパフォーマンスを創造的な目で見るには?単体の動きだけでなく風景を作るには?マテリアルとマテリアルをどうつなぐか?そして仮説や直感をパフォーマティブに探す方法などを共有できればと考えています。内容に対して時間がとても短いですが早足で頑張ります!参加者がもし自分の創作中のフレーズやマテリアルなどがあれば、それを持ち込むことも可能かもしれません。WSは作り手向けの方向になると思いますが、ダンサーに限らずperforming artsに関わる全ての人たちを対象にしており、経験・年齢は不問です。最後のトークでは、ポーラ美術財団のサポートを受けていたブリュッセルでのリサーチ、また参加したP.A.R.T.S.のresearch cycleでの2年間などについて簡単に紹介したいと思います。質疑応答も終わりに行います。
◆料金
任意料金/ 2000 ~ 4000円 (税込)
※ワークショップ/トーク共に参加可能、どちらかだけでも可能。
※Pay What You Can制(任意料金制)を導入しました。
◆申込方法
DaBYのPeatixページよりご予約ください。
https://osamushikichiws.peatix.com
*チケット購入にはDaBYメンバーズ登録が必要です。こちらより事前にご登録ください。
◆会場
Dance Base Yokohama (https://dancebase.yokohama/main2/access)
神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階
みなとみらい線 馬車道駅 出口2a「横浜北仲ノット」直結
◆お問い合わせ
以下のメールアドレスもしくはこちらのフォームよりお問合せください。
contact[at]dancebase.yokohama
*送信の際は[at]を@に変更してください。
◆アーティストプロフィール
振付家、ダンサー。ベルギーと日本を拠点に活動。外側から自分を見ることができない中、自分に最も近い物質で構成された他者の身体を見ることを通じて、どの様により強い現実感を捉えられるかに興味を持つ。その過程において、まなざしの政治性、暴力性に注目しながら、人間の身体に対するあらゆる識別方法を曖昧にし一時的に作り変えることに関心を抱いている。
◆クレジット
主催:敷地理
共催、レジデンス協力:Dance Base Yokohama