「osmosism」パフォーマンス / ワークショップ
「蕊(ズイ)」は、振付家/ダンサーのハラサオリと、現代美術家/パフォーマンスアーティストの小林勇輝が、2021年に立ち上げたコレクティブです。第1回目となる今回は「osmosism」と題して、現代思想と身体表現の交点を探ります。
2022年11月には、アンスティチュ・フランセ東京「哲学の夕べ2022」の一環で、『植物の生の哲学』で知られるエマヌエーレ・コッチャの著書に応答する作品を発表します。
本公演に向けて、DaBYレジデンスアーティストであるハラサオリは、11月より約1ヶ月間、DaBYレジデンスダンサーの3名とともにDance Base Yokohamaにて創作を行います。
◆パフォーマンス
【日程】2022年11月26日(土)、27日(日)
【会場】アンスティチュ・フランセ東京
(https://www.institutfrancais.jp/tokyo/about/contact/)
【申込】https://peatix.com/event/3405789
アンスティチュ・フランセ東京「哲学の夕べ2022」の一環で、ハラサオリと小林勇輝がパフォーマンスを上演します。
2名のアーティストはエマヌエーレ・コッチャ『植物の生の哲学』から抽出した「osmosis(浸透)」というテーマを共通の核にしつつ、各々異なるアプローチから作品を制作中です。呉宮百合香はコレクティブ全体のドラマトゥルクとして、言葉と身体を相互浸透させることを試みます。
◆ワークショップ
【日程】2022年11月13日(日) 終了しました。
【会場】Dance Base Yokohama(https://dancebase.yokohama/main2/access)
作品発表に向けたリサーチの一環として、全3回の連続ワークショップを開催します。*
哲学者の下西風澄氏によるレクチャーと、ハラと小林による身体を使ったワークショップでは、言葉と身体をシームレスに接続しながら、思考を深めていきます。
DaBYレジデンスアーティストハラサオリによるレジデンスの一環として、第3回目のワークショップはDance Base Yokohamaにて開催します。
*第1回、第2回はアンスティチュ・フランセ東京にて実施しました。
エマヌエーレ・コッチャ
パリ・社会科学高等研究院(EHESS)准教授。研究分野は中世哲学、キリスト教的規範性の歴史と理論。フライブルク大学准教授を経て現職。2019年にカルティエ現代美術財団で開催されたNous les Arbres展では学術顧問を担当した。著作に、La vie sensible(2010年)、Le Bien dans les choses(2013年)、La vie des plantes(2016年・邦訳『植物の生の哲学:混合の形而上学』)、Métamorphoses(2020年・邦訳『メタモルフォーゼの哲学』)などがあり、数多くの言語に翻訳されている。
◆参加アーティスト
ドラマトゥルク
◆クレジット
作:ハラサオリ
出演:木ノ内乃々、畠中真濃、藤村港平(DaBYレジデンスダンサー)
サウンドデザイン:梅原徹
ソロパフォーマンス:小林勇輝
ドラマトゥルク:呉宮百合香
舞台監督:川上大二郎
音響:中原楽
照明:上田剛
映像:酒本凌
写真:ユーリア・スコーゴレワ(Yulia Skogoreva)
主催:蕊、一般社団法人ダンス・ニッポン・アソシエイツ
共催:アンスティチュ・フランセ東京、Dance Base Yokohama
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
協賛:ヴェオリア・ジャパン株式会社
協力:勁草書房
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業