[Pay What You Can制度] 劇場公演への導入について
DaBYでは今年度より、Dance Base Yokohamaで上演するショーイングに「Pay What You Can制度(任意料金制度)」を実験的に導入いたしました。制度が徐々に認知され、導入目的が達成できていると判断したことから、この度、「愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama パフォーミングアーツ・セレクション2024」神奈川公演にて、劇場公演として初めて本制度を取り入れることを決定いたしました。
本制度は、いくつか値段設定をしたチケットから、購入時のお財布事情に合った金額をお客様自身で選択してお支払いいただくシステムです。なお、各チケットには上限枚数を設けます。目安としてスタンダード価格を設定いたしますが、余裕のある方はぜひ、スタンダードより値段の高いチケットをご検討ください。高額チケットを多く購入いただいた場合は、価格の低いチケットの枚数を増やし、より多くの方に提供いたします。
Dance Base Yokohamaは、ダンスを社会に拓くこと、またアーティストの創作環境の整備をミッションに掲げ、活動してまいりました。Pay What You Can制度の導入には、物価上昇が続く中でも気軽にダンス公演に足を運んでいただきたい、さらに「才能あるアーティストたちの作品にはもっと払いたい、応援したい」という声にもお応えしたい、という思いを込めています。Dance Base Yokohamaは、ダンスをより多くの方に楽しんでいただくきっかけづくりや、より良い創作や上演の場づくりに、引続き取り組んでまいります。