オープンディスカッション / ショーイング「PORT:Performance or Theory」
【日程】12月2日(水)・3日(木)・4日(金)
【会場】Dance Base Yokohama
ゲスト講師:大谷能生
参加アーティスト:ハラサオリ・Akane Soeda + Risako Okuizumi・小林勇輝・武本拓也・三野新
たくみちゃん(※展示及び3日目のみ出演)
「PORT:Performance or Theory」は、2019年に開催されたフェスティバル/トーキョーの研究開発プログラム「アーティスト・ピット」の参加者によって新たに立ち上げられた身体表現の研究会です。DaBYレジデンスコレオグラファーのハラサオリ氏を含む6組のプロフェッショナルアーティストが、実行(Performance)または理論(Theory)の視点から、各自の表現の精度を高めていくことをめざします。
ダンス、パフォーマンス、演劇、 写真、建築など異なる手法で身体を扱うアーティスト間の相互批評に加えて、大谷能生氏(批評/音楽)をゲスト講師に迎え、レクチャー、ディスカッション、ショーイングを常時公開形式で行います。
また、期間中は昨年の「アーティスト・ピット」のアーカイブや、各自の活動の記録も展示されています。
◆レポート(寄稿:大谷能生)
「PORT:Performance or Theory」第一回(2020年)レポート
◆開催日程
15:00- たくみちゃん
15:30- 小林勇輝
16:00- Akane Soeda + Risako Okuizumi
16:30- 武本拓也
17:00- ハラサオリ
17:30- 三野新
18:00- 大谷能生氏ミニレクチャー
12月3日(木) 11:00-18:00
11:00- たくみちゃん
12:00- 小林勇輝
13:00- Akane Soeda + Risako Okuizumi
*30分休憩
14:30- 武本拓也
15:30- ハラサオリ
16:30- 三野新
12:00- たくみちゃん
12:30- 小林勇輝
13:00- Akane Soeda + Risako Okuizumi
13:30- 武本拓也
14:00- ハラサオリ
14:30- 三野新
15:00- オープンディスカッション(ご希望の観客の皆様もご参加いただけます。)
※スケジュールが変更になる可能性があります。本ページで最新の情報をお確かめの上、当日ご来場ください。
◆開催形式・料金
3日間通し券 [入退出自由] :2000円(税込)
※本プログラムでは、3日間の通し券のみを販売いたします。チケットをお持ちの方は、3日間、滞在時間の制限なく、いつでも入退出いただけます。
尚、DaBYへの入場時には、スタッフに必ずPeatixのQR画面をご提示のうえ、お名前をお知らせください。
◆会場
Dance Base Yokohama ( https://dancebase.yokohama/wp )
KITANAKA BRICK&WHITE BRICK North 3階
神奈川県横浜市中区北仲通5-57-2 みなとみらい線 馬車道駅 出口2a「横浜北仲ノット」直結
◆申込方法
Peatix(https://daby-port.peatix.com/)よりお申し込みください。
※チケット申し込みには事前のDaBYメンバーズ登録が必要です。こちらよりお申込みください。
◆クリエイタープロフィール
©︎Kazuhei Kimura
大谷能生
Yoshio Otani
音楽と批評。ミュージシャンとしてジャズを中心に、さまざまなバンドやセッションで活動。著作としては『平成日本の音楽の教科書』、『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』、『東京大学のアルバート・アイラー』(菊地成孔との共著)、『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著)、『身体と言葉』(山縣太一との共著)など多数。
Akane Soeda + Risako Okuizumi
身体間の即興の関係性と演劇的な振る舞い、その拡張としての空間に関心を寄せる添田朱音と、空間を構成する諸要素を知覚する身体を重視し、光や距離、物の形と人の認識の関係を探る奥泉理佐子による、美術制作のプラットホーム。主な作品に「attempt vol.5」(群馬青年ビエンナーレ2019/群馬県立近代美術館/2019)、「appearance of Interior Room, appearance at Video Meeting」(個展・大村高広と共同/上野駅Breakステーションギャラリー/2020)
小林勇輝
Yuki Kobayashi
1990年東京生まれ。08年ハワイ州立大学付属カピオラニコミュニティーカレッジ在学後、10年に渡英。14年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ学位課程卒業後、日本人として初めてロイヤル・ カレッジ・オブ・アート、パフォーマンス科に入学、16年修士課程修了。自身の身体を中性的な立体物として用い、性や障害、人種的な固定観念に問いけ、自由と平等の不確かな社会コードを疑い人間の存在意義を探るパフォーマンス作品を中心に国内外で発表。
15年 Fluxus event scores(White Cube・ロンドン)、個展『New Gender Bending Strawberry』(ブリュッセル)、Slick Art Fair 2015(パリ)、16年 ダダ100周年フェスティバル(スパイラル・東京)、「共に行動する」(ASAKUSA・東京)、17年 Perform 2017(ArtSonje・ソウル)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017(象の鼻テラス・横浜)、18年 18th Asian Art Biennale 2018 (バングラデ シュ・シルパカラ・ア カデミー)、Dance New Air 2018(VACAVT・東京)、Marina ABRAMOVIĆ 回顧展『The Cleaner』(ドイツ連邦共和国美術展示館にて・ボン)、19年よりパフォーマンスアートを主体としたプラットフォーム『Stilllive(スティルライブ)』を主宰、20年 Venice International Performance Art Week(European Cultural Centre / Plazzo Mora & Palazzo Michel・ベネチア)など。ヨーロッパや日本を中心に美術展、舞台、パフォーマンスフェスティバル、ワークショップなどに多数参加。
武本拓也
Takuya Takemoto
人の前に人がいる、ということへの関心から、立つ/歩く/見るなどの要素での上演に取り組んでいます。
現在、IT企業でプロジェクトマネージャーとして勤務する傍ら、この上演を観客の有無に関係なくほぼ毎日行なっています。
武蔵野美術大学 映像学科卒業
美学校 実作講座「演劇 似て非なるもの」修了。
美学校 特別講座「杖をつくる」講師。
近年の公演に「正午に透きとおる」(2019 TPAMフリンジ)、「象を撫でる」(2018)など。
自作の他、悪魔のしるし、神村恵、百瀬文などの作品に参加。
演劇/ダンス/美術などジャンル関係なく様々な企画に参加し、領域横断的に活動しています。
https://www.takemototakuya.com/
三野新
Arata Mino
1987年福岡県生まれ。写真家・舞台作家。2010年より「恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに制作を行い、写真展示・パフォーマンス作品の発表、他アーティスト・雑誌・ファッションブランド等とのコラボレーションに取り組む。2017年に舞台芸術カンパニー「ニカサン」設立。2020年「うまく落ちる練習」で第19回AAF戯曲賞特別賞を受賞した。主な作品に『Z/G』(G/P gallery、2013)、『「息」をし続けている』(2019-)、『King-Richard_3.tomb プロジェクト』(2020-)等。現在三野の写真集制作のために行う「いぬのせなか座」との共同制作である写真/演劇の複合芸術プロジェクト『クバへ/クバから』を実施中。(HP: https://to-from-kuba.com/)
三野新ホームページ: https://aratamino.com/
Twitter: @aRanmeno
たくみちゃん
TAKUMICHAN
分断のない世界をつくりたい。その過程で独自のインプロヴィゼーションを構築する。パフォー ミングアーツ・美術・演劇など領域横断的に活動し、2018年より自身が審査員を務め優勝を決めるコンペティション「たくみちゃん杯」を主催する。
近年の出演・発表に
[豊岡演劇祭2020フリンジプログラム]兵庫県豊岡市竹野浜
[都庁前]SCOOL
[第3回たくみちゃん杯]FL田SH・オンライン配信 など 横浜ダンスコレクション2016審査員賞(Aokid×橋本匠として)。SICF19 PLAY 中村茜賞。
twitter: @takkumichan
website: http://takumihashimoto.info/
主催 ハラサオリ・Dance Base Yokohama
広報協力 フェスティバル/トーキョー
助成 アーツコミッション・ヨコハマ
文化庁 令和2年度「文化芸術活動の継続支援事業」