DaBY ProLab for Dancers ダンサー育成プログラム 2021年度[後期]
【期間】2022年2月1日(火)~20日(日)
【2/20(日)17:00〜開催|公開リハーサル申込】 https://daby-prolab2022.peatix.com/
DaBYでは、プロフェッショナルなダンス環境の整備とクリエイター育成への取り組みとして、ProLab for Dancers「ダンサー育成プログラム」を開講いたします。自立したダンスアーティストの育成に特化したプログラムで、前期はDaBYレジデンスダンサー9名が参加し、ワークショップとDaBY Contextual Studies (セミナー)で学んだことを生かしながらクリエイションを行い、11月には成果発表を実施しました。
後期プログラムでは、DaBYダンスエバンジェリスト小㞍健太に加え、ゲスト講師にイリ・ポコルニ(元NDT、Kidd Pivot)を迎え、3週間を通してクリエイションのためのリサーチ及びトライアウトを実施します。本プログラムは来年度も継続的なトライアウトを実施することを目指します。
※イリ・ポコルニによる来日クリエイションを予定しておりましたが、COVID-19の影響により来日が困難となりましたため、内容を変更して実施いたします。
◆内容
海外振付家によるクリエイションのためのリサーチ及び第1段階のトライアウト
※次年度以降、トライアウト、クリエーションへと展開する可能性あり。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況により、ゲスト講師のイリ・ポコルニはオンラインでの指導になるなど、指導内容に変更が生じる可能性あり
<2022.1.20変更>
イリ・ポコルニの振付作品のレパートリーを題材に、来年度以降に予定しているクリエイションへ向けたムーブメントリサーチ、及び公開リハーサルを行う。
・イリ・ポコルニによる遠隔での指導(映像/オンライン)
※新型コロナウイルス感染症拡大の影響により来日がキャンセルとなりましたため、遠隔指導に変更となりました。
・ゲスト講師 鳴海令那(KiddPivot)の参加
※イリ・ポコルニの来日キャンセルに伴い、ゲスト講師として指導に入ります。
◆目的
クリスタル・パイト率いるダンスカンパニー「Kidd Pivot」の元メンバーで、振付家として欧米のダンスカンパニーで活躍するイリ・ポコルニとのクリエイションを通した、若手の育成とプロフェッショナルとして舞台経験のあるダンサーのスキルアップ
◆講師
イリ・ポコルニ
Jiri Pokorny
(元NDT、Kidd Pivot)
1981年チェコ、プラハ出身。プラハ国立コンセルヴァトワール卒業後、ラテルナ・マギカ・ダンスカンパニー(プラハ)に入団。2003年ネザーランド・ダンス・シアター2(NDT2)に移籍、2006年ネザーランド・ダンス・シアター1(NDT1)に昇格し、Jiri Kylian、Mats Ek、Ohad Naharin、Paul Lightfoot、Sol Leon、Crystal Piteなどの数々の有名な振付家の作品を踊る一方で、毎年行われている振付ワークショップ“Switch”にて短編作品の創作を機に振付を始め、現在ではネザーランド・ダンス・シアター2、バーゼルバレエ劇場、ノースウェスト・ダンス・プロジェクト、アテルバレット、マンハイム歌劇場、ブタペスト・ダンス・シアター、プラハチェインバーバレエ、コルゾプロダクションなど数多くのカンパニーへ振付作品を委託される。
近年では、バーグ王立音楽院(バーグ)、ジュリアード音楽院(ニューヨーク)、NDT(夏期講習)、アーキタンツ(東京)などに赴き定期的に指導を行う。また、コルゾシアター主催の若い振付家へ向けた「The Pioneer Project」を企画から立ち上げ教育プログラムを監修している。
鳴海令那
Rena Narumi
(Kidd Pivot)
※ゲスト講師
©︎Joris Jan Bos
15歳よりフランス、カナダにてバレエ、コンテンポラリーダンスを学ぶ。
これまでにドイツウィースバーデン州立劇場、スウェーデン王立バレエ団、ネザーランド・ダンス・シアターに所属し、世界で活躍する振付家の作品に多く出演。マッツ・エック版 『Juliet&Romeo』(ジュリエット役)でロンドン、ドイツ、パリ・オペラ座ガルニエ宮で主演公演。2014年に行われたノー ベル賞晩餐会でデュエットを披露。現在は世界が注目する振付家クリスタル・パイト率いる Kidd Pivotのメンバーとして活動。最新作は『Revisor』(リバイザー)、2020年3月ロンドン公演収録BBCで放映。今後ワールドツアーが予定されている。
小㞍健太
Kenta Kojiri
(DaBYダンスエバンジェリスト)
©︎Takayuki Abe
1999 年ローザンヌ国際バレエコンクール受賞。ネザーランド・ダンス・シアターⅠに日本人男性として初めて入団。退団後、スウェーデン王立バレエ団、Noism、シルヴィ・ギエム「6000 Miles Away」、キリアンプロダクションに客演する一方、ソロパフォーマンス『Study for Self/portrait』(17 年原美術館)など創作を軸に活動を展開。近年は、渡辺レイ、湯浅永麻とOpto を主宰するほか、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導Dance Lab「ダンサー、言葉で踊る」のキュレーター、さいたまダンス・ラボラトリ(彩の国さいたま芸術劇場)の講師/ナビゲーター、Dance Base Yokohamaダンスエバンジェリストを務める
◆プログラム参加メンバー