Night Shades
屋久島の古代林で経験したことからインスピレーションを受けたこの新作は、環境意識、人間の自然との繋がり、そしてサバイバルをテーマとしたファンタジーの世界を描いている。私は未知の状況下での体と行動について興味を持ち、その脆弱性と回復力に着目する。弱っている時こそ、私たちは本能のままに、無防備に、今を生きる。本作は、私たちが自然とどのように対話にしているのかを問い、脆弱性は生き残るために必要不可欠なものだと語りかける。ダンサーは、複雑さの中にある単純さと向き合い、知識と本能のバランスを探る。自由と責任。これらは常に対峙し合い、心身と対話している、生命の本質である。
イリ・ポコルニ
演出・振付: イリ・ポコルニ
出演: 青柳潤、佐藤琢哉、戸田祈、冨永藍音、畠中真濃、堀川七菜
音楽: デヴィッドソン・ジャコネロ
リハーサルディレクター: 小㞍健太
プロデュース: 唐津絵理(愛知県芸術劇場/Dance Base Yokohama)
プロダクションマネージャー: 世古口善徳(愛知県芸術劇場)
舞台監督: 河内崇
照明デザイン: 伊藤雅一(RYU)
音響デザイン: 岡直人
初演: 2023年9月(愛知県芸術劇場)*トリプルビル「目覚めの前のエクリチュール」にて
企画・共同製作: 愛知県芸術劇場、Dance Base Yokohama
制作: Dance Base Yokohama
◆PERFORMANCE
・9月 愛知県芸術劇場 小ホール(愛知)トリプルビル 「目覚めの前のエクリチュール」*初演
・9月 高崎芸術劇場 スタジオシアター(群馬)
◆INTERVIEW
イリ・ポコルニ×唐津絵理 対談 自然と人間の関わりを描く新作『Night Shades』