DaBY/SandD
小㞍健太+森永泰弘 『ころり』
【日程】パフォーマンス 5月6日(金)〜8日(日) /オープンスタジオ5月1日(日)〜5日(木)
【会場】KAAT 神奈川芸術劇場〈中スタジオ〉 (https://www.kaat.jp/access)
【申込】https://coroli.peatix.com/
※4/7(木)チケット情報を更新しました。
※4/29(金) オープンスタジオ情報を更新しました。
ダンサー・振付家の小㞍健太を起点として2017年に始動した、他ジャンルのアーティストとリサーチやクリエイションを行うプロジェクト「SandD (Project “Surface and Destroy”) 」。 近年は、サウンドアーティストの森永泰弘との協働から創出される身体表現を軸に、様々な分野からアーティストを迎え入れ、作品の制作を行っています。
今回は、Dance Base Yokohama において、小㞍と森永がDaBYレジ デンスダンサーと共に行ってきた、ProLab「Closed Research」(2020)や ProLab for Dancers「ダンサー育成プログラム 」(2021)でのリサーチやクリエイションで積み重ねた知見を元に、身体表現と環境との関係性のより 幅広い展開を目論み、KAAT 神奈川芸術劇場の中小スタジオを舞台に公開クリエイションに挑みます。
ProLab 「Closed Research」 上演作品
・『The Threshold』(2021年、ゲーテ・インスティトゥート 東京 ホール)
・『Dialogue』(2021年、Dance Base Yokohama)
◆作品概要
記憶を呼び起こすパフォーマティブ・インスタレーション
これまでの創作のベースにある「記憶」を「記録」するというテーマをもとに、ある場所をおとずれた際に現れる「風情」という感覚へのアプローチする試み。
それぞれのアーティストが観察・収集した「場」を劇場にもちより、空間からもたらされる感覚と想像を手がかりに、共存することがなかった場所たちの再構築を図ります。
クリエイションの場に観客を招き入れることで、人間と環境が行き来する「パフォーマティブ・インスタレーション」の在りようを導きだします。
◆日程
<オープンスタジオ>【出入り自由/無料】
5月1日(日)〜4日(水)11:30〜17:30
5月5日(木)11:30〜14:00
DaBY/SandD 小㞍健太+森永泰弘『ころり』、5/1(月)~5/5(木・祝)のオープンスタジオでは、美術/音響/照明による空間作りの過程からダンサーのパフォーマンスまで、クリエイションの様子を公開。年齢制限なくどなたでも無料でお入りいただけます。
日によってオープン時間や公開の状態が異なりますので、ご確認の上ご来場ください。
また全ての予定はクリエイションの状況により変更になる場合がございますので、ご了承ください。
5月1日(日)11:30~17:30
場外より、会場設営の様子をご覧いただけます。出演者が参加するリハーサルは行いません。
5月2日(月)~5/4(水・祝)11:30~17:30
場内にて、リハーサルをご覧いただけます。スタッフの案内に従ってご入場ください。
※14:00頃から1時間ほどは休憩をとる予定です。
5月5日(木・祝)11:30~14:30
場内でリハーサルをご覧いただけます。スタッフの案内に従ってご入場ください。
*オープンスタジオは年齢制限なくお入りいただけます。
<パフォーマンス>【有料】
5月6日(金) 19:00開演
7日(土) 14:00開演
8日(日) 14:00開演
※開場は開演の30分前(予定)
※上演時間 約60分(予定)
※未就学児の入場不可
*パフォーマンスのチケット申込は、下記にお進みください。
◆会場
KAAT 神奈川芸術劇場〈中スタジオ〉 (https://www.kaat.jp/access)
神奈川県横浜市中区山下町281
みなとみらい線 日本大通り駅 3番出口より徒歩5分
みなとみらい線 元町・中華街駅 1番出口より徒歩8分
横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅より徒歩14分
JR根岸線 関内駅または石川町駅から徒歩14分
◆チケット
【全席自由席・税込】
一般前売:3,000円 / 一般当日券:3,500円
U24チケット(24歳以下)前売:2,000円 / U24チケット(24歳以下)当日券:2,500円
※未就学児の入場不可
※U24チケットをご利用の方は、当日受付にて身分証をご提示ください。
※車椅子でご来場の方は事前にチケットかながわまでお問合せください。
※当日券情報は、随時DaBY SNSにてお知らせ致します。
◆申込
かながわメンバーズ先行:2022年4月6日(水)10:00~
一般:2022年4月7日(木)10:00〜
・チケットかながわ
・DaBY Peatix
※かながわメンバーズ先行はチケットかながわのみの取扱となります。
一般発売日以降はチケットかながわ、及びPeatixにて取扱いたします。
◆アーティストプロフィール
DaBYレジデンスアーティスト
©︎Carl Thorborg
振付家・ダンサー 1999年ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロ・スカラシップ賞受賞。イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンスシアター1に日本人男性として初めて入団。2010年退団後『Study for Self/portrait』、小㞍健太+森永泰弘『The Threshold』等の創作を軸にダンサー・振付家として活動。サウンドデザイナー、能楽師、プログラマ等と共に、ジャンルや世代を横断した表現における身体の在り方を思考している。他、オペラやミュージカルの振付、さいたまダンス・ラボラトリ講師/ナビゲーター、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導、Dance Base Yokohama レジデンスアーティストを務める。
森永泰弘
Yasuhiro Morinaga
サウンドアーティスト 芸術・音楽人類学的な視座から世界各地をフィールドワークし、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀のサウンドスケープ、都市や集落の環境音をフィールドレコーディングした音源や作品を発表している。身体を包み込む様な音楽インスタレーションは、普段注意を払えていない音への自覚を促す。近年の作品に、ベトナム北部のシャーマンによる厄除儀礼を扱った3D没入型視聴覚インスタレーション『POLLINATORS』、インドネシア映画の巨匠ガリン・ヌグロホによる無声映画の音響と音楽を立体音響として発表した『サタンジャワ』がある。これまで園子温、田名網敬一、石川直樹等の日本人アーティストの他、ホー・ツーニェン(シンガポール)、ガリン・ヌグロホ(インドネシア)、テアトル・ガラシ(インドネシア)、カミラ・アンディー二(インドネシア)などアジアの作家とも作品を制作している。
https://www.the-concrete.org/
佐藤琢哉
Takuya Sato
岡山県出身。7 歳からクラシックバレエを始め、河和のり子に師 事。2004~06 年、オランダ王立ハーグ・コンセルバトワールにバ レエ留学。帰国後はフリーとして活動。2014~16 年、新潟・りゅー とぴあを拠点とする日本初の公共劇場専属舞踊団・Noism1 に在 籍。現在は OrganWorks に所属。主な出演作品:金森穣振付『箱 入り娘』『supernova』(NHK バレエの饗宴 2015) 等。OrganWorks 『聖獣 ~Live with a sun~』@ 世田谷パブリックシアター (2019)。 OrganWorks × 塩田千春『くちないし』@ 森美術館 塩田千春『魂が ふるえる』展示内 (2019)。
DaBYレジデンスダンサー
東京都出身。
幼少期よりクラシックバレエを学び、現在はお茶の水女子大学舞踊教育学コースに在籍して舞踊の創作理論を学んでいる。DaBYレジデンスダンサーとして鈴木竜や小㞍健太らの作品に参加する。自身の振付作品で第2回ワールドダンスコンペティションin Niigata 第2位、新潟市長賞を受賞。ダンス作品へ出演するほか、堀内恵企画展示『ダンスを生活空間に接続する11人の試み -いかにしてパフォーマンスは展示可能か?-』やCore Collectiveに参加するなど、幅広く活動している。
DaBYレジデンスダンサー
日本大学 芸術学部 演劇学科 舞踊コース 洋舞専攻 在学中。16歳の時、高校での部活動で創作ダンスに出会い、踊りを始める。その後コンテンポラリーダンスを二見一幸、田保知里に師事。
第39回秋田全国舞踊祭 ジュニア2部に出場し、6位入賞とあきたこまち賞を受賞。
第19回バレエコンクールIN横浜 コンテンポラリー部門にて、第1位を受賞。
2021年 7月 平原慎太郎 振付『WOLF』出演。10月選抜新人公演出演。他に、東京2020オリンピック開会式出演。
◆クレジット
構成・演出・振付:小㞍健太
構成・サウンドスケープ:森永泰弘
出演:佐藤琢哉、畠中真濃 (DaBY) 、青柳 潤 (DaBY) 、小㞍健太
セノグラフィー:佐々木文美
舞台監督:佐藤 恵
音響:中原 楽 (Luftzug)
音響助手:稲荷森 健
照明:森 規幸
グラフィックデザイン:石塚 俊
宣伝・記録写真:momoko japan
記録映像:江田明里
プロダクションマネジメント:小森あや、藤井さゆり (bench Co.)
協力:久保田智也、田上 凪、三上彩菜
Dance Base Yokohama
アーティスティックディレクター:唐津絵理
マネージングディレクター:勝見博光
アドミニストレーション:宮田美也子
PR:田中 希
テクニカル:飯塚大周
制作:神村結花、二河茉莉香、丹羽青人
企画:SandD
主催・製作:Dance Base Yokohama、SandD
提携:KAAT 神奈川芸術劇場