愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama「パフォーミングアーツ・セレクション 2024」
身体表現を拡張する日本のアーティスト
4組の新作をA・B 2つのプログラムで上演
愛知県芸術劇場とDance Base Yokohamaが連携して創作した演目をセレクション形式で上演する 「パフォーミングアーツ・セレクション」では、2021年より10作品を発表、国内外20会場でツアーを行ってきました。
本公演では、国際的に高い注目を集めるアーティストによる4つの新作を、AプログラムとBプログラムの2つのダブルビルとしてご紹介します。
ダンスの系譜を辿りながら身体表現の新たな可能性を提示する最新作にどうぞご注目ください。
◯【関連イベント】として愛知県芸術劇場にてワークショップとオープンスタジオを開催。
◆愛知公演「間の時間」
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【Aプログラム】
- 岡田利規 × 酒井はな 『ジゼルのあらすじ』
- 島地保武 『Dance for Pleasure』 【Bプログラム】
- 小暮香帆 × ハラサオリ 『ポスト・ゴースト』
- 鈴木竜 × 岡本優 『TAMA』
◆神奈川公演【YPAM連携プログラム】
演目|
- 岡田利規 × 酒井はな 『ジゼルのあらすじ』
- 島地保武 『Dance for Pleasure』
- 小暮香帆 × ハラサオリ 『ポスト・ゴースト』
- 柿崎麻莉子 × 堀田千晶 『Can't-Sleeper』
- 島地保武 × 環ROY 『あいのて』
◆上演作品① 岡田利規×酒井はな『ジゼルのあらすじ』
2021年の「ダンスの系譜学」で初演を迎え、その後国内外13会場で上演、各地で大盛況を博した、環境問題をテーマに扱う『瀕死の白鳥その死の真相』に続き、岡田利規と酒井はなが取り組む新作の第二弾。本作では、バレエ系YouTuberはなが、ロマンティックバレエの傑作『ジゼル』のあらすじを紹介する。
◆上演作品② 島地保武『Dance for Pleasure』
世界的な振付家ウィリアム・フォーサイスとの活動をはじめ、分野を横断した様々なアーティストと協働してきた島地保武が、11 名のダンサーと創作するアンサンブル作品。「ダンスそのものの追求」と語る島地とダンサーたちが相互に連関して生まれる景色から、何が見えてくるだろうか。
◆上演作品③ ハラサオリ×小暮香帆『ポスト・ゴースト』
デザイン理論や生態心理学を参照した創作手法で注目を集めるハラサオリと、強靭な身体性と繊細な表現力を併せ持ち、独自の存在感を放つ小暮香帆よる新作デュオ。歌舞伎における異性装や幽霊といった性表現の再解釈へ共に取り組む。
◆上演作品④ 鈴木竜×岡本優『TAMA』
「鈴木竜トリプルビル」や美術家・大巻伸嗣とサウンドアーティストのevalaと協働したフルイブニング作品『Rain』など、愛知県芸術劇場にて複数の初演を行ってきた鈴木竜と、自身が主宰するカンパニーの活動や公演へのゲスト出演など、大活躍の岡本優。同世代の二人が初タッグを組み、鈴木が幼少期から親しんできた「けん玉」の身体性を解体し、舞踊として新たに再構築する異色作。
◆上演作品⑤ 柿崎麻莉子×堀田千晶『Can't-Sleeper』
今回はバットシェバ舞踊団で活躍した堀田千晶が参加する。
振付: アリス・ゴドフリー
出演: 堀田千晶
音楽: 中野公揮ほか
衣裳: Chika Kisada
ビジュアル撮影: 野田祐一郎
アドバイザー: 丹羽青人(DaBY)
リサーチ協力: 坂田賢隆、Sleeping Life Murata
***DaBYレジデンスアーティスト
◆上演作品⑥ 島地保武×環ROY『あいのて』
テキスト・出演: 環ROY*
ドラマトゥルギー: 長島確